ドーモ、僕(@zomubbit)です。ぞむぅ。
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ヘンダーランドってなんぞ?
「北関東一の規模を誇る総合アミューズメントパーク」、「東北自動車道舘林インターチェンジから30分。または東武桐生線ヘンダーランド駅下車」、「東京からだって思った程近い」、な夢の国です。(ハハッ)
「舘林インターチェンジから30分ってどこら辺じゃろ?」と軽く調べたところ【群馬県の太田駅】辺りみたいです。桐生線通ってるし、太田駅はヘンダーランド最寄りだった??
一見夢の国の皮をかぶっているが、その中身は異世界からやってきたヤベー奴らが現実世界を支配するために拠点としているヤベー場所です。なんでヤベーこと企んでるのに拠点をgummaにするのか、コレガワカラナイ。
登場人物
野原一家
い つ も の 。
春日部防衛隊
い つ も の 。
トッペマ・クレイG・マペット
操り人形の少女。ヤベー奴らがしんちゃんの世界に来る前に滅ぼした世界の住人。その後クレイ・G・マッドの配下にされた可哀想なしもべ。
自分の世界を元に戻すためヤベー奴らを倒そうとしんちゃんに協力を仰ぐ。魔法のトランプという強力なアイテムを持っている。
髪に見えるものは実は帽子で、本当は短髪。
メモリ・ミモリ姫&ゴーマン王子
こちらもヤベー奴らがしんちゃんの世界に来る前に滅ぼした世界の住人。「やったか?」は禁句。
オカマ魔女♥マカオandジョマ
本作のボス。ヤベー奴ら。オカマの魔女。オカマなのに魔「女」とは。。。昔DSで似たようなゲームありませんでしたっけ?ファッション系の??
ふざけた見た目だけど実力は本物。めちゃつよ。強力な魔法の使い手だけど、居住地のヘンダー城は魔力の中心だから自慢の魔法使えないとかいう縛りプレイしてる人たち。
よく「名前は親からの最初のプレゼント」や「どんな子に育ってほしいかの願いを込める」とか言いますが、こいつらの親はなんなの?こいつらに将来どうなってほしくてこんな名付けしたの?
クレイ・G・マッド
ハゲ。全ハゲの味方かと思いきや実は狼男とかいう全身フサフサの裏切り者。
チョキリーヌ・ベスタ
黒ギャル。エッチなおねえさん。でも性格悪いゾ。
じゃんけんの法則でいうと上記のハゲより弱いはずだが、なぜか強キャラ感を醸し出している。
ス・ノーマン・パー
新入りの幹部。雪だるま。クールな外見に包まれた心の内は熱い男。設定上の都合でトッペマの助けが得られず、しんちゃん単独で相手をしなければいけない相手。今作がホラーみ強いの大体こいつのせい。
あーここすき
「やったか?」は禁句だっつっただろ!!!
開幕やられるゴーマン王子。うずくまったメモリ・ミモリ姫を助けようと駈け寄ったらコレ。
姫が顔上げたら変な顔になってるし、その変な顔から変な黒いヒモみたいなの大量に出してくるし、この後世界が闇に包まれるしで、結構怖いシーンだと思うのですが?私だけ?
こっからのBGM不気味じゃない?
子供の頃からここのシーンに差し掛かった時のBGM苦手なんですけど分かる人いませんか?なんか虚ろげっていうか、空っぽ、ハリボテ感があるというか。。。
このシーンの前が松坂先生が猿を悩殺するとかいう面白シーンからの軽快なBGMだったのでギャップが余計に不気味に感じたなぁ。
わかってんだよ!そこにいるのは!
フサフサのハゲ「狼は犬の仲間だからな!」
これ直前まで「どこかな~」「美味しそうな小僧だな~」とかとぼけてからのめっちゃ俊敏な動きで「わかってんだよ!」だったからちょっと怖かった。まぁ彼が輝くのここだけだと思う(個人の見解)。
チョキリーヌ「こっちには人質がいるのをお忘れなく」
トッペマ「スゲーナ・スゴイデス!!!!」
いやちょっとは葛藤しろよ!秒速で打ってくんなよ!
ここのトッペマ『しんのすけなんか消し炭になっても知らんわ』感めっちゃあってコワイ。
躊躇なく消し炭にしようとしたくせにこの後「敵倒すの協力して♡」とかシレっと言ってくんの、国滅ぼされるのトッペマさんサイドにも問題ある気が…。
昼下がりの薄暗いトイレ、先生、フタリキリ、、、
アーッ!(古い)
この映画光の使い方めちゃくちゃ上手いんですよね。
ここはス・ノーマンが敵だと判明する背筋に緊張が走るシーンなんですが、西日の差す薄暗いトイレの感じが不穏感に拍車をかけてて本当に逸材な場面だと思います。
その他にヘンダーランドに初めて行く時の朝日の感じ(気温が伝わってくる)、ヒロシとみさえがすり替わるときの燃えるような不気味な空の感じなど、、後者なんか時のオカリナの7年後のデスマウンテンみたいな空の色してたぞ。
あとしんちゃんが一人でヘンダーランドに乗り込むときの夕日も「unescapable destiny」感あってよき。
次々と懐柔されていく味方
「春日部防衛隊と野原一家が堕ちたようだな…」「フフフ…奴らは四天王の中でも最弱…」
ス・ノーマン肉弾戦でも強そうなのに周りから固めて確実に刺してくるのめちゃくちゃこえーよ。。。頭切れすぎ。某銀行員のドラマの敵でも通用する。
まずトオルちゃん、ねねちゃん、ボーちゃん(までも)がス・ノーマン肯定しちゃったのが第一の恐怖。
第二の恐怖はみさえがふっつーに雪だるまを家に入れてしきりに泊めたがるところ。いくら雪だるまが先生でイイ人だからと言って初対面の奴を泊めるか普通?
とどめの第三の恐怖は頼みの綱にしていたヒロシが一度帰った雪だるまを再び家に連れてきてしまったこと。
個人的にここのシーンが一番怖いと感じたな。一回退場したのにまた戻ってきちゃったよ!って。
家という聖域に乗り込んでくる邪悪な存在、普段頼りにしている人たちが全く頼れなくなる瞬間。怖いです。。。まぁこいつこの後おしくらまんじゅうなんかに負けるんすけどね。熱殺蜂球かな?
カタカタカタカタ…カタカタカタカタ…
ここ初見の時めちゃくちゃ笑ったけど、冷静になると怖い場面ですよね。。。
しんちゃんのこと騙しきれないと踏むや否やの「カタカタカタカタ…」。え?なに?打合せできる知性あるの?怖。ミーティングルーム風呂ってなんやねん?ほんま。
ここすキック
クレしんヒロインあるある:体術に明るい。
一番は電撃豚のヒヅメのお色気、時点でブリブリ王国の秘宝のルルの戦闘シーンが好きなのですが、何気にトッペマの戦闘も「ガチ」で見ごたえがあります。
ス・ノーマンは魔法を一切使用しないで追い詰めてきましたが、チョキリーヌはゴリゴリに魔法を使ってきてしんちゃんでは勝ち目がない(トランプ持ってるとはいえ経験値がね)ので、ここでトッペマが決死の戦いで満身創痍になりながらも食い止めてくれたのは涙が出ます。
雲黒斎の野望の吹雪丸も最後の中ボスをなんとか撃退するも自身は再起不能となり、ラスボスをしんのすけに託して散っていきましたが、もうほんとそういう演出大好き!!!オトナ帝国の階段とかもいいわぁ。
grand fouetté en tournant
トッペマの退場でしんみりしてたらコレだよ。
中ボスたちとの戦闘はかなりシリアスだったのにラスボスどしたんー??笑
ここの「グラン・フェッテ・アン・トゥール・ナン」ってささやきボイスで言いながら高速回転で徐々に近づいてくるの一番好きです。
てかちょっと調べたところによりますと、グラン・フェッテ・アン・トゥール・ナンって女性の踊りらしいです。(バレエ全く詳しくないので男性が全く踊らないのかは分かりませんが)
女性の踊りとか草。制作スタッフ陣、神過ぎん?笑
コマ送りしたらヤベー顔してた
ここの「ドカーン!!」っての面白すぎて何回も見直しました。
コマ送りで見たら一瞬オバQみたいな顔してて長年の謎が解けたといいますか、また一つ知らなくてもいい学びがありました。
この後の夜明けまで悩みぬくヒロシも昼メシについて語り出しそうな顔してて好き。
お ま た せ
名刺とサスペンダー。
もう散々各所でこすられているので今更なにも語りませぬ。
まとめ
ダラダラとヘンダーランドの好きなところを語ってまいりましたが、いやーやっぱり何回観ても傑作ですね。ホラーとギャグに全振りしつつ、しんちゃんの成長もこっそり挿入されている。よきよき。
年を取ると映画などの作品をぶっ通しで観れる集中力が無くなってしまったのですが、この作品は1時間37分とギリ集中力が続く時間且つ内容に無駄がないのでずっとテレビ画面を見続けることができる貴重な作品です。ほんと映画観てる途中一時停止してスマホいじった挙句ベッドに寝転んで寝落ちするの止めたい。
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